『猫から見た世界』——オルゴールに囲まれた主人の観察日記(吹き出し)

『猫から見た世界』——オルゴールに囲まれた主人の観察日記(吹き出し)
また、主人が何か箱を持って帰ってきた。br>……これは、わが家の猫『みぞれ』の観察日記です。(吹き出し形式でどうぞ)
Day 1 — 木曜の夜
『 ミャオ 』br>主人が段ボールを開けて、中から小さい木箱を取り出した。br>箱の中に銀色の歯車が見える。br>『 ニャ ……? 』br>主人が嬉しそうに箱の横のノブを巻いている。br>(注:ゼンマイ)br>カラン、と音が鳴った瞬間、br>『 !! 』br>耳が勝手に前に動いた。これは……獲物?
Day 5 — 土曜の朝
主人が朝のコーヒーを準備する横で、例の箱がまた鳴っている。br>『 ニャ……ニャ …… 』br>今日は違う曲らしい。同じ箱から違う音が出るのが不思議。br>横から顔を覗き込むと、主人は『これが 30 音』と笑っていた。br>(※ 私には 30 と 18 の違いがわからない。ただ彼は楽しそうだ)
Day 12 — 雨の夜
窓の外は雨。主人は窓辺で箱を鳴らしながら、本を読んでいる。br>私はその横で丸くなっている。br>カラン……カラン…… という音と、ページをめくる音が混ざる。br>主人の心臓の音も、近くで聞こえる。br>……悪くない、と思う夜だった。br>『 ゴロゴロ …… 』
持ち主考察(主人が迷走しがちな3種)
- 『 30 音が気になる 』タイプ:同じ価格でもう 1 音色が良いと言い張る
- 『 限定が出るたび集める 』タイプ:棚が段々と手狭になる
- 『 分解して仕組みを理解しようとする 』タイプ:ピンが曲がると自分で直そうとする(止めてあげて)
今日も主人が棚を片付けている。どこかに箱が増えるらしい。br>『 ……ニャ 』br>また新しい音が聴けるらしいから、まあいいか。
よくある質問
猫はなぜ箱が好きなのですか?
狭くて囲まれた空間に安心する習性があるからです。オルゴールの木箱も、その一種として認識されている可能性があります。
猫はゼンマイの音を怖がりますか?
個体差があります。事前に短い音量から慣らすと良いです。
猫とオルゴールの相性は?
テンポが遅い曲であれば、多くの猫は落ち着いて過ごします。逆に早いテンポだと興奮する子もいます。

